もくじ
なぜFIREは批判されるのか?
今回は「なぜFIREは批判されるのか?」をテーマにし、主な批判とそれに対して私が思うこと(反論)を書いていこうと思います。
ブログを書くのが久しぶりなのでリハビリと思ってお付き合いください。
①FIREは無謀なのでやめておいた方が良い
これは良くある批判というか忠告ですね。こういう声を聞くのは、世の中の人は新しい事、新しい価値観、自分の常識から外れたものなどを批判したくなる生き物だからですね。
例えば、現在メジャーリーガーとして大活躍の大谷翔平さんは、プロ野球入団当初、「二刀流は無謀」「投手かバッターどちらかに専念すべき」「投手の方が向いている、バッターでは並みの選手にしかならない」「日本で通用してもメジャーで通用しない」などいろいろな批判がありましたが、どうでしょう。現在二刀流として数々のメジャー記録を残して大活躍しています。
それと同じように、冬季オリンピックで平野歩夢選手が金メダルを取ったスノーボードも昔は「不良のやるスポーツ」とか「選手の服装がだらしない」「チャラチャラしてる」とか言われてましたし、スマホが発売された当初は、「携帯電話で通話とメールができるのにスマホを買う意味が無い」みたいな話もありました。
FIREも同じく、新しい価値観への人々の初期反応だと思います。たぶん数年もすれば新しい価値観として世に認められるので何も心配は無いと思います。FIREを目指している人は気にしなくて大丈夫です!
②節約とか貯蓄とか、我慢して何が楽しいの?
これも良くTwitterなんかで見ますね。「若いうちは節約なんかせず楽しい事を経験しないと人生損をしている」みたいなのです。
一理ありますが、FIREを目指す人との価値感の違いから生じる批判なのかなと思います。
節約=我慢しているは、他人の価値観ですね。
FIREを目指している人やFIRE民は節約=我慢とは思っていない人が多いと感じます。節約をしながら工夫をして日々の生活を楽しんでいます。要するに幸せの感度が高い人が多いような気がします。あと、節約しつつも、自分の趣味など使うところにはお金を使う人もいるので一概にFIRE民全員を批判するのも何か違う気がします。
あとは、若い頃から支出を最適化し、貯蓄や投資にお金をまわして早期FIREを狙ってる人もいますし、節約=おもしろくない人生ではないかと思います。FIRE後にこんなことをするぞとワクワクしながらFIREに向けて邁進している方も多いように思います。
③FIREではなく生活保護でいいじゃん?
これは、「FIREと生活保護は全く違う」と声を大にして言いたい。
FIRE→経済的自立を達成している。自分で生きる分は自分で稼ぎ生活している。決して派手では無いかもしれないが。
生活保護→国から税金で助けてもらっている。経済的自立はしていない。色々な制限もつきまとう。
特にお金を使わないタイプのFIRE(リーンFIRE)は生活保護と何が違うのと批判を受けることがあると思うけど、根本的に違う。FIRE民は矜持を持ってFIRE民になったのである。
④働けよ!労働を馬鹿にすんなよ!
批判「働けよ!労働を馬鹿にすんな!世の中の役に立てよ!」
回答1「働かなくても投資で収入あるし、投資も世の中のためになってるよ」
回答2「サイドFIREだから働いているし」
回答3「別に労働を馬鹿にしてないし、元サラリーマンだし」
という感じで終了なのですが。
一つ注意として、深く考えずに「FIRE最高!サラリーマンには戻りたくないね!」とかツイートすると、「みんな汗水たらして働いてるのに馬鹿にしてんのか?」とか「お金があるから言えるんですね?上から目線か」とか返ってくるかもしれないと思ったりします。(インフルエンサーの方々は大変だと思いますね・・・)
なので批判があるのは、世の中が嫉妬(うらやましいなぁ)しているのだなぁぐらいに受け止めておきましょう。
批判してる人だって、実はお金があれば仕事辞めたい、好きなことしたいと思っている人が大半なのでしょうから・・・